psychology(サイコロジー)のつづりの覚え方

「心理学」という意味の英語 サイコロジー(psychology) は、音と綴りがあまりに違うので覚えにくい単語です。でも実は、フランス語読みで覚えるととても簡単です。
英語:psychology(サイコロジー)
フランス語:psychologie(プスィコロジー)
フランス語を勉強していて気が付いたのですが、このようにフランス語の方がつづりに忠実な(ローマ字読み)発音をすることがよくあります。Wi-Fi は英語だと「ワイファイ」ですが、フランス語だと「ウィフィー」だとか…。
サイコロジーに話を戻しますが、この語の起源は古代ギリシア語です。Weblioには
From French psychologie, from Renaissance Latin psychologia (coined by Marko Marulić from Ancient Greek ψυχή (psukhḗ, “soul”) + -logia (“study of”)), equivalent to psycho- + -logy.
と書かれています。
古代ギリシア語からルネサンス以降のラテン語を通してフランス語の言葉として変化しているということです。「ソウル」を表すψυχήの発音はpsukhḗだということですから「プスケ」に似ていますね。その「プスケ」と logiaを繋げた語なので「プスケロジア」という感じです。「プスケロジア」からフランス語の「プスィコロジー」になり英語の「サイコロジー」になったのだと考えられます。
これから「サイコロジー」のつづりが分からなくなったら「プスィコロジー」とつづってみてください。