マザーグース 訳 Bye, Baby bunting

Bye baby bunting,
Father’s gone a hunting,
To get a little rabbit-skin,
To lap his little baby in.
【和訳】
おやすみ、ベイビー おくるみさん
父さんは行ってしまった 狩りへとね
母さんは行ってしまった 乳搾りに
姉さんは行ってしまった 糸をつむぎに
そして兄さんは毛皮を買いに
ベイビーを包み入れるおくるみ用にね
(和訳:By Demi)
【言葉】
bye:「じゃあね」と訳しても良かったかと思いますが、「おやすみ」という場面でもよくbyeという語は使われている。こんな風に↓
beddy-bye〈幼児語〉おねんね(の時間)
It’s time for beddy-bye. : 〔幼児などに〕おねんねの時間ですよ。
bunting :赤ん坊のおくるみ
(《鳥》ホオジロという意味もありますよね。訳す時にどちらで訳すか迷った時、私は詩をイメージ検索します。そうするとこの詩に関する絵がたくさん出てきます。それを見て「おくるみ」と訳す方が良いか「ホオジロ」と訳せば良いか決めるという風にしています。1800年代に出版されたマザーグースの挿絵をみて答えを決める事はよくあります。
a-hunting/a-milking/a-silking 古英語でリズムを取るために”a-“を付ける事はよくありました。
silking : silkは蚕の出す生糸、蜘蛛の糸、とうもろこしの毛などを指す。そこから「糸を紡ぎだす」という意味で使われている。同じ意味で spinning の方が一般的。