記号の読み方 #は英語でシャープ?

アメリカでは新しいクレジットカードやデビットカードを使う前に指定の電話番号に電話をかけて「アクティベート」しなければいけません。その時にEnter your card number followed by the pound sign (カード番号を入力してからパウンドサインを押してください)と言われて、「パウンドサイン」って何?ということになったのです。ネットで調べると「£」だというのですが、もう少し探してみると「#」もパウンドサインと呼ばれていることが分かりました。なぜか?それは、例えば重さを表す「50パウンド」というのを英語では「50lb」と書くのですが、この「lb」(エルビー)が手書きするうちに崩れて#になったからだということです。そういうわけで、いろいろな記号を調べてみました。記号は「サイン」と言ったり「マーク」と言ったりすることが分かると思います。
~ :tilde 「ティルド(ポルトガル語)」「ティルデ(スペイン語)」鼻音化を示すためにスペイン語の文字nの上に、または鼻音化を示すためにポルトガル語の母音の上に置かれる発音を区別するマーク、wave dash「ウェイブ・ダッシュ」、日本語では「波型記号」「波ダッシュ」
# :hash 「ハッシュ」、number sigh「ナンバーサイン」、pound sign「パウンドサイン」
♯ :sharp 「シャープ」(音楽の分野で)、上記のハッシュより右肩上がり
^ :caret「キャレット」「カレット」、(原稿・校正などの)脱字符号
*:asterisk 「アスタリスク」、日本語では「星印」
–:dash「ダッシュ」、ダッシュの前後にはスペースは入れない。
-:hyphen「ハイフン」、ハイフンの前後にはスペースを入れる。
{ }: curly brackets「カーリー・ブラケッツ」、数学では braces「ブレイスィーズ」、日本語では「中かっこ」
[ ] :square brackets「スクエア・ブラケッツ」、日本語では「角かっこ」「大かっこ」
‘ :inverted comma「インヴァーテッド・カーマ」、日本語で「単一引用符」
“ :double inverted comma「ダブル・インヴァーテッド・カーマ」、「スピーチマークス」、日本語で「二重引用符」
/ :slash「スラッシュ」、日本語で「斜め線」「斜線」
\:backslash「バックスラッシュ」、日本語で「逆斜線」
情報元:Eric Lund, What are these symbols called in English, ~, `, #, ^, *, -, {}, [], ‘, “, /, \?, Quora, 2017, Weblio