辞書に載っていない Rote count 123って何?

rote count 123(ロウトカウント、ワンツースリー)とは一体何なのでしょうか。
rote[róʊt]:ロウト、暗記する、空で覚える、
という意味があります。
learn by heartという熟語を「暗記する」と習ったと思いますが、learn by roteという言い方もあるようです。
小さな子供が初めて数字を学ぶ時に、rout countという言葉が使われます。これは何度も繰り返し声に出して数えることでその並びを暗記してしまうという活動です。1から10までを何度も数えます。声色を変えたり、リズムを付けたり、マザーグースを使ったり、飽きない工夫をしながら何度も数えます。1から10まで覚えてしまったら、今度は10から始めて1まで逆向きに数えます、カウントダウンです。そんな簡単なこと!と思われるかもしれませんが、私たち大人も忘れてしまっただけで、この活動は、したはずなんですね。
「ひー、ふー、みー、よー…」
「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ…」
「イー、アール、サン、スー…」
「ワン、ツー、スリー、フォー」
「ウノ、ドス、トレス、クワトロ…」
これらも全部 rote counting ですね。
時々綴りを間違ってroute count (ルート・カウント)と書く人がいます。これは間違いです。