A か The か、迷ったら類似表現を確認する

英語の学習経験が長いにも関わらず、間違った英語を使った年賀状を長い間、多くの人に送り続けていました。もう思い出したくない恥ずかしい思い出です。
長い間、Happy New Year!と書くべきところを、A Happy New Year!と書いていました。この場合、正しくは A は不要です。じつはこれ「話し言葉なら不要だけど、書き言葉だったら必要だ」という間違った説明を本で読んだのです。だから私は Aを文頭に書いていたのです。正しくは、Have a happy new year のような文章の中でなら a は必要です。でも掛け声や、呼びかけや、挨拶の文頭には A は言いません。
ハッピーバースデー!(Happy Birthday!)という時、Aを文頭に言わないのと同じですよね。これに気が付いた時「なんでこんなに簡単なことに気が付かなかったのか!」と思いました。そして個別に考えるより他の似た表現を参考にすればよいことに気が付きました。
次に、a fish なのか the fish なのかという問題です。これ、「未調理だったら a fishで、調理済みでお皿の上に乗っていたら the fishだ」という説明を本で読んだことがあるのですが、それは間違いです。「池に魚が一匹いました。その魚は赤色でした。」と言いたい時、どうします? There was a fish in the pond. The fish was red. ですよね。
それでは「今日は魚が食べたいです。」と言いたい時、何と言いますか?調理されているから the fishでしょうか?答えは I would like to eat fish today. です。これも、似た表現を参考にすれば簡単です。例えば、Which would you like, checken or beef? I would like chcken. などです。このフレーズを参考にすると答えは簡単に推測でき、大抵の場合、間違いません。
細かい文法で迷った時には、類似の文章を参考にするのがおすすめです。