ifとwhenの違い

if(もし)とwhen(~の時は)はよく似ていますし、どちらを使っても良い場合がありますが、多くの場合は厳密に使い方が決まっています。
ifは可能性があるだけの場合や、現実とは異なる場合に使われる。
You can only go in if you’ve got your ticket.(もしチケットを持っているのなら入ってもいい。)
If Mike comes back to the office, can you tell him I’ve gone home.(もしマイクがオフィスに戻ってきたら、私はもう帰ったと伝えてくれますか。ー話し手はマイクがオフィスに戻ってくるかどうか分からない。)
whenは、その時が必ずくるという前提で話す時に使われる。
When I’m older, I’d love to be a dancer.(大きくなったらダンサーになりたい。)
When Mike comes back to the office, can you tell him I’ve gone home.(マイクがオフィスに戻ってきた時に、私はもう帰ったと伝えてくれますか。ー話し手はマイクがオフィスに戻ってくることを確信している。)
繰り返される状況や予測できる状況では、ifとwhenのどちらを使っても良い。その時は動詞は現在形になる。
You can drive if you’re 17.(君がもし17才なら運転してもいい。)
If you don’t add enough wood, the fire goes out.(十分な薪を足さないと、火は消える。)
When we go camping, we usually take two tents.(キャンプに行くと、たいてい私たちはテントを2つ張る。)
She gets out of breath easily when she’s jogging.(彼女はジョギングをすると、息切れしがちだ。)
よくある間違い
可能性があるだけの場合や現実と違う設定にwhenは使わない:
Unfortunately, if you arrive too late, you are not allowed to take the exam because they don’t accept late enrolment.(残念ながら、もし遅刻したら、試験を受けることはできません。遅延での申し込みは受け付けておりません。)
したがって、以下の文章は間違い: … when you arrive too late …
参考元:If or When?, Cambridge Dictionary