Pathologyの語源と覚え方

WikipediaのCovid-19のページを少し読み、Pathologyという言葉を目にしました。これは「病理学」を意味する言葉ですが、英語の「病気」とは繋がらないため覚えにくい単語ですよね。この言葉の語源はオンライン英和辞典のWeblioに
From French pathologie, from Ancient Greek πάθος (páthos, “disease”) and -λογία (-logía, “study of”).
古代ギリシア語の「páthos(ペーソス、病気)」と「-λογία (ロジア、~学)」でできた言葉だということが分かります。
英語の「pathos(ペーソス)」には「哀愁、悲哀、哀感」という意味があります。スピーチなどで「聴衆の感情に訴え、すでにそこに存在する感情を引き出す」テクニックを指すこともあります。微妙に違ういくつかの意味があるので混乱しそうですね。
このpáthosはpatient(ペイシェント、患者)やpassion(パッション、情熱)とも関連しています。これを頭に入れておくと少し記憶に残りやすいのではないでしょうか。
蛇足ですが、このpathologyは名詞です。形容詞はpathologicでも良いしpathologicalでも良いと書かれています。