義母からのカード

私の義理の母はカードを贈ることにおいては天才です。家族の誕生日や記念日はもちろんのこと、クリスマスやバレンタインデーにも家族の一人一人に別々のカードを送ってくれます。カード自体はお店で買っているのですが、受け取る人に合ったものを、受け取る人をイメージしながら選んでいるのです。
アメリカのスーパーなどでもよく見かけるカードコーナーには、「誕生日用」とか「お見舞い用」とかだけでなく、「バレンタインデー、義理の娘用」「バレンタインデー、義理の息子用」のような、細かいカテゴリー分けがあるんです。
そして今年のバレンタインデーに義理の娘である私に届いたのがこちら。
「あなたたち2人が結婚して私にはもう一人子どもができ、愛する人が増えました。」
という文章が表に書いてあります。もちろん中には手書きのメッセージが書いてあります。カード産業もすごいけど、こんなカードを毎回送ってくれる義母はもっとすごい。
私は個人的に年賀状は廃止したし、カードも贈らないのですが、お礼のテキストメッセージを写真付きで返送します。そしてどんなバレンタインデーを過ごしたのかをお知らせします。
アメリカの人達のコミュニケーション力には驚かされ、学ばせてもらうことが多いです。